● 東京の風呂なし共同トイレのアパートの体験談
東京などの大都市の場合には
風呂なしで共同トイレのパートも多くあります。
私は、東京で風呂なし共同トイレの四畳半のアパートで
生活したことがありましたが、大変不便な思いでした。
私は、田舎で育ったので、
家に風呂があったし、トイレもありました。
当然に合った風呂やトイレがない生活は
大変不便でした。
●都会の人は家にお風呂がない人も多かった
東京は、昔はお風呂がないアパートも、多かったようです。
私が夜学の学生で東京に住んでいた時
(風呂なし共同トイレの四畳半で生活)
バイト先にいた女の子と
お風呂のことで話したことがありました。
バイトの終わる時間が遅いと、銭湯に間に合いません。
家に風呂がないのは 大変不便だと思っていました。
そのことを女の子に言うと
「私の家もお風呂がない」と言うのです。
子供の頃から
家にお風呂がないからそれが普通だと言います。
私は田舎育ちでしたから、
東京の人は、
みんな格上の暮らしをしていると思い卑下していました。
それなのに都会育ちの人でも、そんなことがあるのかと思うと
田舎の生活も
悪くないものなのかもしれないと思いました。
それに実家で大きな声を出しても
隣の家には聞こえませんから、
うるさいとクレームも来たことがありません。
東京の生活は、
隣の部屋の目覚まし時計の音も
うるさいと 苦情がくることもあって、
不便だなあと感じたこともありました。
そんなことを聞いて、
東京の生活も
すべてがいいわけじゃないなあと感じました。
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・銭湯に行くのが面倒、それに高い!
お風呂がないアパートに住むと銭湯に通いますが、
銭湯の値段も安くはありません。
お弁当が買えるくらいの値段はします。
もしアパートにお風呂があれば、
いつでも入れるし、銭湯に出かける必要はありません。
そういう習慣で我々田舎の人は育っていますから、
お風呂に入るのに
何百円もお金を払うことが辛く感じることがありました。
お金がない学生生活をしているので、
銭湯代が重くのしかかってきます。
学生の多くはみんな苦しい生活をしていましたから
お風呂には毎日入ることができない時もあります。
帰りが遅いと銭湯に入れないことがあるので、
タオルで体をふいて寝ることも普通にありました。
そんな時、実家に帰ると家にお風呂があるって
とってもありがたいなあと感じます。
実家だと、
お風呂に入るのにお金を払わなくていい、
夜遅くてもお風呂に入れるし、
でかけなくいい。
実家って便利だなあとつくづく思いました。
・お風呂に入れない時は台所で洗う
私のようにお風呂のないアパートを借りていた学生はいました。
そしてみんな毎日銭湯に行けたわけではありません。
そんな時は
台所でバケツに水を汲んで
濡れたタオルで体を拭きます。
髪の毛は、流しで洗うこともできます。
共同流しの人は、
夜遅くに近くの公園に行って
足を洗ったり
頭をあらったりしていたようです。
冬は、電気ポットでお湯を沸かし、
バケツの水にお湯を入れたもので
タオルをしたします。
そうしないと冷たくて体が拭けません。
●共同トイレの不便さ
風呂なしの共同トイレの
四畳半のアパートに住んでいる場合の
不便さにはトイレの問題もあります。
共同トイレは、
誰かが入っていると 入れないし、
自分が使っている時に
誰かが来ると焦ってとっても嫌です。
「ゆっくりトイレも使えないのか!」
と貧乏なことを恨みました。
「東京に住んでいるんだぞ、自分は都会人だ!」
と田舎の友人に威張っても
こんな生活じゃ嫌です。
田舎者と馬鹿にされても 東京なんかもういい!
田舎の生活の方がいい、
実家の方が気楽に生活できると思っていました。
・流しとトイレは部屋にある方が良い
大都市でアパートを借りる場合には、
お風呂がなくても
トイレは自分の部屋にあるものを選ぶといいです。
どうしても
共同トイレのアパートを借りるしかない場合には、
トイレがいくつもあるアパートがいいです。
アパートに一つしか共同トイレがない場合、
トイレが長い人が使っているといつまでも使えません。
朝の忙しい時に、
トイレが使えないと遅刻してしまいます。
駅のトイレを使おうと思っても、
朝の駅のトイレも誰かが使っていて使えません。
私は、結構困った東京生活をして苦労しました。
風呂なしアパートでも
流しは絶対にあるところにした方がいいです。
できたらトイレも欲しいです。
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