クリスマスも寂しい一人暮らし:恋人がいない学生時代

クリスマスも一人だと

私は、学生時代に古いアパートで
一人暮らしを何年かしていましたが、
一人が、とてもつらく思える時期
クリスマスの時期がありました。

今の時代よりも、クリスマスに対して
企業が力を入れていて、
駅でも、デパートでも、街の中でも、
クリスマスのことでいっぱいでした。

雪も降らない都会なのに、雪が降って恋人がいて
楽しい仲間に囲まれて・・・
なんていう感じのテレビドラマが多くて、
クリスマスに恋人がいないのは、おかしい
という感覚がありました。

私には、当然交際相手なんていません。

クリスマスどころか、
ゴールデンウイークだって
夏休みだって、彼女なんかいませんから。

別に、クリスマスだけが、
一人ぼっちではないのですが、

テレビでも、街に出ても、
華やいだクリスマスムードが、
彼女がいない自分には、孤独感を感じさせます。

みんながクリスマスを、恋人と過ごしているようで
一人ぼっちの自分が、みじめになります。

一人暮らしをしている自分には
ネオンも、クリスマスイブの曲も
孤独を押し付けられたような気持になり
12月はとても寂しい気持ちでした。

田舎から都会にでてきても、
風呂なしの古びたアパートでは

余計にみじめな気がしていました。

都会は近代的な建物が多く、
きれいな女性も、お金持ちも多いので、
貧乏暮らしをしているのは
自分だけのような気持にもなってしまいます。

ですから、私はクリスマスもあまり好きではありません。

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クリスマスもモテない男同士で

学生時代モテない私たちは、クリスマスの時期も、
男同士で集まっていました。

そして、クリスマスの時は、モテない男同士で
華やいだ街に出て、
どこかの女子大生やOLと、知り合いになれるかもしれないと
酒も飲めないのに居酒屋に行っていました。

お金もないのに「もしかして、出会いがあるかもしれない!」
と私たちは期待して居酒屋に行っていました。

しかし、そんな居酒屋でも
どこかの大学のサークルの男女のグループをみたり、
アベックで 仲良く食べたり飲んだりしている男女をみると

男同士で来ている自分たちが、みじめになる時がありました。

「女だけで来ているグループはいないか?」
「いたって誰が声をかけるんだ!」
そんなことを言い合って、待っていると
時々女の子同士で来ているグループもあります。

「お前がどうにかしろよ」「恥ずかしくて嫌だよ」
そんなことで声などかけられず、
結局男同士で、無理に楽しそうに過ごしていました。

クリスマスは一人だとさびしい

彼女のいない一人暮らし

モテない私たちは、クリスマスの日は
居酒屋でも出会いがなく、
その帰りは誰かのアパートに泊まり、
そこに遅くまでいたり、泊まることが多かったです。

繁華街の居酒屋に行っても、男同士だとみじめでした。

友人のアパートで、
男友達と集まって話している方が、気軽で楽しかったです。

クリスマスは彼女がいなくても、
一緒に語ってくれる友達がいれば それでよかったです。

大人になって働くようになると、
みんなバラバラになってしまいました。

働くようになって、一人暮らしをしていると、
彼女も、気軽に話せる友人も近所にいない時がありました。

そんなクリスマスは孤独で、とても寂しい気持ちでした。

しかし、そのさみしくて嫌だと思う気持ちがあれば、
家族を作ろう、友人を作ろう、
という気持ちにつながるのかもしれません。

そんな私が若い時に、
一人暮らしで寂しい思いをしていた時の話でした。

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